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太宰府天満宮基本情報
神社名称 | 太宰府天満宮 だざいふてんまんぐう |
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所在地 | 福岡県太宰府市宰府4丁目7−1 |
創建 | 延喜19年(919年) |
電話番号 | 092-922-8225 |
神社種別 | |
ご祭神 | |
ホームページ | 公式ホームページ |
神社の由緒 | 福岡県太宰府市にある大宰府天満宮は学問の神として知られる菅原道真公を祭神として祀る天満宮のひとつです。天神信仰発祥の地であり、京都府京都市の北野天満宮と共に全国に約12,000社ある天神信仰の総本宮として称えられています。 京都府京都市の北野天満宮や山口県防府市の防府天満宮と並び、日本を代表する三大天神のひとつに数えられており、日本三大天満宮とも呼ばれ、道真公の御墓所の上に社殿の造営をしたことから、日本三菅廟とも呼ばれます。(防府天満宮ではなく大阪天満宮や小平潟天満宮などを入れる見方もあるようです) 道真公の足跡を辿る京都〜九州の25社の天満宮を拝巡する菅公聖蹟二十五拝の第23番でもあり、年間約700万人、新年三が日には約200万人の参拝者が訪れます。 国宝 翰苑 巻第三十はじめ重要文化財の梅月蒔絵文台や蓮華唐花文塼、太刀 銘俊次、有形文化財の麒麟像および鷽(うそ)像 、鶴亀文懸鏡など数々の貴重品が保存されています。 祭神である道真公は幼少より文武に優れ聡明で、学者として、文人として、また政治家として活躍し宇多天皇に重用され右大臣になりますが、昌泰4年(901年)に左大臣 藤原時平らの政略により大宰府へ大宰員外帥として左遷されてしまいます。 京の都を去る際に自宅の梅の木に「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」 (春風が吹いたら、その風に香りを託し大宰府まで届けておくれ 梅の花よ、主人の私が居なくとも、春を忘れないように) と和歌を詠むと、梅が道真公を慕い、一夜のうちに京の都から大宰府まで飛んできたという飛梅伝説は有名です。 この飛梅は、現在御神木として本殿右に配されています。樹齢1000年を超えるとされる極早の八重咲きの白梅で、品種は色玉垣、境内に約6,000本約200種ある梅の中で一番早く咲くといいます。 左遷された道真公は、大宰府での厳しい生活の中で国の安寧と自身の潔白を祈りますが、無実の罪が晴れることなく、延喜3年(903年)2月25日に配所の榎寺(大宰府政庁の南館)で59歳で亡くなります。 「私の亡骸は牛車に乗せ、その牛の行くのに任せ、止まった所に弔うように」と遺言を残しており、その遺言通りに、牛が伏して動かなくなった場所に埋葬されました。 延喜5年(905年)8月19日に道真公の墓所に門弟の味酒安行(うまさけ やすゆき)が祀廟(しびょう)を創建し、延喜19年(919年)には左大臣藤原仲平が醍醐天皇の勅命により社殿を建立します。 その後、兵火などによる火災で焼失してしまい、現在の本殿は天正19年(1591年)に小早川隆景により再建された安土・桃山建築で五間社流造りの檜皮葺で、昭和25年(1950年)に重要文化財になっています。 時を経て、道真公の無実が証明され、右大臣に復位し、更に正二位、正一位左大臣、太政大臣、そして天満大自在天神(てんまだいじざいてんじん)という神様の御位を贈られます。 大宰府天満宮は明治4年(1871年)に国幣小社になり、明治14年(1881年)には官幣小社に、明治28年(1895年)には官幣中社になります。平成14年(2002年) に道真公御神忌一千百年を迎え、全国の天満宮で式年の祭祀をはじめ道真公に関する様々な催しが行われました。 至誠、厄除け、学問の神様としても篤く信仰されている道真公は同時に文化の神様でもあり、和歌・連歌・歌舞伎・書画や文芸・芸能・芸術とも深い関わりがあり、江戸時代には寺子屋の普及と共に子供の守り神としても慕われるようになります。 承和12年6月25日の丑年の生まれであることや、延喜3年2月25日の丑の月の丑の日に亡くなっていること、本殿創建も牛による縁であることなどから、牛に縁が深く、境内には銅や石の御神牛が数多く奉納されています。 太宰府天満宮の神紋には梅紋が使われており、御神酒も梅酒、参道には飛梅伝説にちなんだ梅ヶ枝餅を販売するお店が並びます。神事「鷽(うそ)替え」にちなんだ縁起物、うその餅も人気です。 境内には天然記念物の大楠やヒロハチシャノキをはじめ、県指定天然記念物49本の樟があり緑豊かで、四季折々の花々も咲きます。梅は2月下旬、桜は3月下旬~4月中旬、花菖蒲は6月初旬~6月中旬、紅葉は11月中旬~12月上旬頃が見頃です。 大正3年(1914年)に再建された朱塗りの楼門は、重層の入母屋造りで屋根は檜皮葺の二重門で、前後で建築様式が異なる珍しい楼門です。 境内奥の小道を登ると九州最古のお稲荷さんとして親しまれる天開稲荷社があります。宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が祀られており、天に道が開け運気が上昇する神様として信じられています。本殿裏手には奥の院の横穴式石室があります。 |
太宰府天満宮詳細情報
年間行事
1月1日 | 歳旦祭 | 1月3日 | 元始祭 |
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1月4日 | 斧始祭 | 1月7日 | 鷽替え神事 |
1月7日 | 鬼すべ神事 | 1月 | 成人祭
※1月第2月曜日 |
1月 | チャリティー餅つき・ぜんざい会
※1月第3日曜日 |
1月25日 | 初天神祭 |
2月初旬 | 節分厄除祈願大祭 | 2月11日 | 紀元祭 |
2月17日 | 祈年祭 | 2月25日 | 梅花祭 |
2月下旬 | 池坊献華祭(池坊華展) | 2月初旬 | 門前まつり
※2月下旬 |
2月 | 梅まつり 短歌・俳句・川柳大会
※2月中 |
3月 | 曲水の宴
※3月第1日曜日 |
3月初旬 | 春の銘酒展 | 献書祭
※春分の日 |
|
天開稲荷社 初午祭
※旧暦2月初午の日 |
3月25日 | 春季大祭 | |
4月1日 | 厄晴れ瓢箪焼納祭 | 4月4日 | 厄除祈願大祭 |
更衣祭
※春 4月20日、秋 11月20日 |
4月29日 | 昭和祭 | |
5月1日 | 斎田播種祭 | 5月3日 | 憲法記念日祭 |
5月5日 | 子供の日祭 |
5月4日 ~ 5月5日 |
ちびっ子夢ひろば |
5月中旬 ~ 6月下旬 |
天神の森スケッチ大会 | 6月1日 | 飛梅ちぎり |
6月初旬 | 花菖蒲コンサート
※6月上旬 |
6月中旬 | 斎田御田植祭 |
6月30日 ~ 12月31日 |
大祓式
※6月30日、12月31日 |
7月初旬 | 天神の森スケッチ大会展示・表彰式 |
7月7日 | 七夕の宴 |
7月24日 ~ 7月25日 |
夏の天神まつり |
8月1日 ~ 8月3日 |
七夕揮毫大会 |
8月下旬 ~ 9月中旬 |
七夕揮毫大会展示 |
8月下旬 | 大行事
※8月最終日曜日 |
8月下旬 | 注縄打奉納相撲大会
※8月最終日曜日 |
9月1日 | 神幸式お注連立て | 9月 | 筆塚祭
※9月第1または第2日曜日 |
9月中旬 | 崇敬会大祭 | 9月 | 七夕揮毫大会表彰式
※9月第1または第2日曜日 |
9月20日 ~ 9月25日 |
> 神幸式大祭 | 神幸式神楽太鼓奉納(神々の宴)
※神幸式大祭期間中 |
|
10月初旬 | > 青森フェアー
※10月上旬の土・日曜日 |
9月10日 | 秋思祭
※旧暦9月10日 |
10月18日 | 特別受験合格祈願大祭
※10月18日(10月1日~31日:大祭期間) |
10月中旬 | 斎田抜穂祭 |
11月1日 ~ 11月下旬 |
菊花展 | 11月3日 | 明治祭 |
11月15日 | 七五三祭 | 11月中旬 | 秋の銘酒展 |
4月20日 ~ 11月20日 |
更衣祭
※春 4月20日、秋 11月20日 |
11月23日 | 新嘗祭 |
11月下旬 | 残菊の宴 | 11月 | 菊まつり 短歌・俳句・川柳大会
※11月中 |
12月下旬 | 迎春準備・煤払い |
6月30日 ~ 12月31日 |
大祓式
※6月30日、12月31日 |
12月31日 | 除夜祭 |
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